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生産体制 – 紙ができるまでの流れ

TOP生産体制 – 紙ができるまでの流れ

原質・原料処理工程

製品の多くが市中から回収した紙などを原料として
つくられています。
原質・原料処理工程とは、古紙原料からインクや
不純物を取り除き、紙の原料になる
繊維を取り出す工程です。
原料処理が進むに従って、
紙の白さが増していく様子が確認できます。

原料イメージ

原料

各地から集められた上質な家庭紙用古紙を原料としています。

パルパー動画
パルパーイメージ
パルパーイメージ02

パルパー

大型のミキサーの様なもので、水を使い繊維間の摩擦により、異物を粉砕せず古紙をほぐしていきます。

スクリーンイメージ
スクリーンイメージ02
スクリーンイメージ02

スクリーン

水にうすめた原料を細長いスリットに通し、異物を除去します。

フローテーター動画
フローテーターイメージ
フローテーターイメージ

フローテーター

空気で発生させた泡にインクを吸着させ、吸引し取り除きます。

デッカー動画
デッカーイメージ01
デッカーイメージ02
デッカーイメージ03

デッカー

薬品や汚れなどを洗い流します。

ストックタワー動画
ストックタワーイメージ01
ストックタワーイメージ02
ストックタワーイメージ03

ストックタワー

仕上がった原料を保存します。約100tの原料が保存できます。ここから各抄紙機へ原料を送ります。

抄紙工程

抄紙工程とは、原料処理が施された原料を
機械で抄いていく工程です。

抄紙イメージ
ワイヤーパート動画
ワイヤーパートイメージ

ワイヤーパート

ワイヤー(網)の上に原料となる希釈したパルプ繊維をシート状に広げる工程です。紙の厚みにムラが出ない様に均一に分散させることが重要です。

原料をシート状にするイメージ

原料をシート状にする

原料を水に溶いた桶の中に漉き桁を入れ、原料をすくい取ります。桁を前後左右に揺すって紙の繊維を絡ませながら均一なシートを作ります。
撮影協力:四国中央市紙のまち資料館

フェルトパート・プレスパート動画
フェルトパート・プレスパートイメージ

フェルトパート・プレスパート

ワイヤーパートでの原料濃度は20%と非常に多くの水分を含んでいます。ここでは含まれた水分を脱水します。プレスパートは圧力のかかったロールの間を通し一気に水分を絞りますが、圧力の掛け具合で紙の厚さが変わってきます。

脱水をするイメージ

脱水をする

紙やタオルで挟み、圧をかけながら脱水していきます。
撮影協力:四国中央市紙のまち資料館

ドライヤーパート動画
ドライヤーパートイメージ

ドライヤーパート

フェルトパート・プレスパートで脱水したシートの残った水分を熱した鉄のロール(110~150℃)に密着させ乾燥させます。この時、温度が低すぎると乾燥不良に、高すぎると過乾燥となり凸凹の紙になってしまいます。

乾燥をするイメージ

乾燥をする

脱水してある程度水分を取ったシートを高温に熱した鉄板の上で水分を蒸発させ、乾燥させます。
撮影協力:四国中央市紙のまち資料館

クレープ

紙についたシワの事をクレープと言います。
ドライヤーパートの後、乾燥した状態の時に
クレーピングする事を「ドライクレープ」、
プレスパートの後の濡れた状態の時にクレーピング
する事を「ウエットクレープ」と言います。

ドライクレープイメージ

ドライクレープ

「巻き取りの回転速度」<「ドライヤーパートまでの回転速度」として、ドライヤーに刃を当てて紙を削り取ります。そうすると、図のように紙にクレープ(しわ)ができ、軟らかい紙になります。 乾燥した後しわを付けるので「ドライクレープ」です。ティッシュペーパーやトイレットペーパーは、この製法で作ります。

ウェットクレープイメージ

ウェットクレープ

「プレスまでの回転速度」 >「ドライヤーパート以降の回転速度」として、プレスロールに刃を当てて紙を削り取ります。 そうすると、図のように湿紙にクレープ(しわ)ができ、表面積の多い紙になります。 湿紙の状態でしわを付けるので「ウェットクレープ」です。ペーパータオル等は、この製法で作ります。